読者の方に、御社と森石さんの自己紹介をお願いします。

株式会社スタジオユリグラフの森石豊と申します。もともとは本を読むのが大好きで、活字中毒とまで言われるほどでした。小説家になりたいという夢を持ちつつ、「何らかの形で書く仕事をしたい」と思い、キャリアのスタートは雑誌の編集プロダクションでのライター職でした。
その後はニュースのディレクションやナレーション、Webメディアの編集長などを経て、スタートアップに入り、事業責任者を務めたのち、独立して今の会社を立ち上げました。個人としては「ライター」「経営者」「SF小説作家」という3つの軸を持っています。特にSF作品は今も自分で書き続けており、小説家としても活動しています。
スタジオユリグラフは、私が沖縄県に移住した4年前に設立しました。「ユリグラフ」という社名は、速記を意味する「ステノグラフ」と対になるように、ゆっくりと小さな声を丁寧にすくいあげるという意味を込めて、私が考えた造語です。情報がスピーディーに流れる時代だからこそ、小さな声を言葉にして残すことが未来の文化を豊かにすると考えています。
もともとは記事制作の受託業務を中心に、朝日新聞社様や上場企業などをクライアントに活動してきましたが、現在はAIライティングアシスタント「Xaris(カリス)」の開発・運営にも力を入れており、これまでに累計300社以上に導入いただいています。
 

ロコアシの導入前に、御社ではどのような課題がありましたか?

私たちスタジオユリグラフは、スタートアップ特有の慢性的な人手不足に直面していました。特に細かな雑務が社員の時間を圧迫し、本来注力すべき業務に割く時間が不足するという課題がありました。
重要な業務を優先したいのに、どうしても「落ちてしまうボール」が発生してしまう。そのボールをどのように拾い、社員が本質的な仕事に集中できる環境を整えるかが課題でした。

ロコアシ導入前、導入後で、業務効率や生産性の変化はありましたか?

ロコアシを導入して最も効果を感じたのは、日々の報告作業やライター候補のリサーチなど、手間のかかる作業が効率的に進められるようになったことです。
特に採用活動においては、時間を割きにくい初期リサーチをロコアシが担ってくれたことで、その後の選定や採用業務のスピードが格段に上がって、社内の人材が本当に必要な作業に集中できるようになりました。

ロコアシを導入して、最も評価の高かった点は何ですか?

ディレクターのヒアリングやロコアシの自走型の業務遂行には非常に助けられています。
こちらが明確に認識していない課題も丁寧なヒアリングを通じて掘り起こしてくれるため、隠れた業務の効率化を図ることができています。
社内でまだ明確に掘り出せていない課題についても、ロコアシが主体的にアプローチをしてくれることが高評価のポイントです。
 

どのようなアドバイスを、将来導入を検討する企業に対してお薦めしますか?

オンライン秘書サービスを活用する上で一番のポイントとなるのは、業務の「切り出し」と「優先順位付け」です。すべての業務が重要であることは当然ですが、限られたリソースを有効活用するためには、「何を委託し、何を社内で処理するか」を適切に見極める必要があります。
そのフローをロコアシと共に構築していくことで、より効果的にサービスを活用できると感じています。

今後のロコアシ活用において、どのような展望をお持ちですか?

今後の展望として、ロコアシとともにXarisなどAIツールをさらに活用し、業務効率化を推進したいと考えています。AIが優先度の判断をサポートしてくれることで、より適切かつ合理的な業務判断が可能になっています。ロコアシと定期的にミーティングを行い、継続的に課題を抽出し、業務の最適化を進めていくことで、さらなる生産性向上を目指していきたいと思います。
ロコアシの利用を通じて、社員が本当に力を発揮すべき仕事に集中できる環境づくりを今後も続けていきたいと思っています。

様々な業務に柔軟なリソースで対応可能です。 まずはお気軽にご相談ください。